妊娠が確定した時に、まず最初に知っておくべきことは?
妊娠が分かって、喜びもつかの間、早くも倦怠感や眠気、吐き気など、つわりの症状が出てくる人も多いでしょう。妊娠したかな?と思ったら、産科できちんと診察を受けて、正常な妊娠か確認してもらいます。これと並行して、産院選びの情報収集を始めたいもの。体調も不安定だと思いますが、気分のいい時に、インターネットでどんな病院があるか調べたり、知人に評判を聞いたりして、候補の病院をピックアップしていきましょう。
生理の遅れに気が付き、妊娠検査薬で調べたら、陽性反応…そういった流れで、妊娠を知る人は多いと思います。しかし、妊娠検査薬だけでは、本当に “おめでた”かどうかは分かりません。市販の妊娠検査薬は、妊娠すると分泌される「hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)」という物質が尿中に出たかどうかで判定します。すなわち、異所性妊娠や、化学流産(受精卵の子宮内膜に着床する前後の早い段階での流産)でも陽性と出てしまうのです。
妊娠検査薬で『陽性』が出たら、産婦人科を受診しましょう。妊娠の確定には、産科での診察が必須です。胎嚢(たいのう)が子宮内に見られて、6~7週頃で胎児心拍動が確認され、8~9週頃に予定日が決定して、はじめて、“おめでた”、と言えることになります。産婦人科で妊娠が確定したら、役所に母子手帳と妊婦健診の補助券をもらいに行きましょう。
5週の妊婦さんへのメッセージ