出産に向けて、何をすればいいの?入院準備っていつすればいいの?
遠方への里帰り出産の人は、9カ月の頃までには帰省しておきたいので、準備をしておきましょう。帰省する日を決めたら、それまで通っていた産院の最後の健診の際に、紹介状を書いてもらいます。入院準備と、身の回りのものを揃えて実家へ移りましょう。飛行機での帰省を考えている人は、予定日の28日前を過ぎると、搭乗に医師の診断書が必要になります。それよりも前に帰省してしまうことをおすすめします。
入院に何が必要か、産院の入院案内などを確認しましょう。一般的に、自分で揃えておくことが多いものは、授乳パジャマ、産褥(さんじょく)ショーツ、産褥(さんじょく)ナプキン、母乳パッド、授乳ブラジャー、バスタオル、ガーゼハンカチ、産後ニッパーなど。母子手帳、健康保険証、診察券、印鑑は、いつでも持ち出せるよう、ひとまとめにしておきましょう。 分娩は必ずしも陣痛から始まるわけではなく、何から始まって、どのように進むかは、人それぞれです。陣痛、破水という2つのうちのどちらから始まることが多いのですが、どちらから始まってもいいよう、準備をしておきましょう。また、人によっては破水、陣痛の前におしるし・前駆陣痛と言った分娩の兆候が見られることがあります。一般的に、初産はお産の進み方が緩やかで時間がかかるものですが、どのタイミングで連絡をすべきか、産院に確認をしておきましょう。
産院から『バースプラン』の希望を聞かれる人も多いと思います。立ち会いを希望する、ソフロロジー式出産法を取り入れたい、腰が痛かったら寝ないで座りたい、すぐに赤ちゃんを抱きたい、など、やりたいことを挙げます。陣痛中に呼吸をリードしてほしい、リラックスできる音楽をかけてほしい、産声を録音したい、など細かなことでもOK。産院によってはできないこともありますが、何も伝えないのはもったいないので、相談してみましょう。
29週の妊婦さんへのメッセージ