切迫早産、入院したらいくらかかる??
切迫早産とは、「早産になりかけている状態」を指します。早産とは「妊娠22週以降、37週未満での分娩」を指し、つまり適切な分娩期間である「正期産(37週~42週)」の前に赤ちゃんが産まれてしまうことです。
切迫早産の対応には、入院してすぐに処置が必要なものもあれば、自宅で経過観察できるものもあります。
また切迫早産になり自宅安静の場合でも、自宅で過ごすことはできますが、なにかあればすぐに救急受診・入院する必要が出てくる可能性が高いので、入院の用意はしておく必要があります。
★切迫早産についてさらに詳しく知りたい方は「ママの体ガイド」をチェック!
切迫早産で入院した場合の費用は、入院期間や病院によっても大きく異なりますが、健康保険が適用になる分を差し引いた自己負担額は1日5,000〜10.000円程度になることが多いようです。
注意が必要なのは、通常利用することになる大部屋ではなく個室を利用した場合の「差額ベッド代」。こちらは全て自己負担となり、医療費の自己負担額が高額となった場合に費用が後から一部払い戻しされる「高額療養費制度」の対象にもなっていません。
差額ベッド代についても病院ごとに異なりますが、1室1日5,000〜10,000円程度となっています。
切迫早産をはじめとして、妊娠中にママの体に急なトラブルが起こることは決してまれではありません。 急な診察や入院が必要になった時に備えて、緊急時のお金の用意、お住まいの自治体の支援制度、加入保険の内容チェックなどもしっかりしておきましょう!