予防接種に関するお金
毒性を弱めた病原体(ワクチン)を前もって投与しておくと、その病気にかかりにくくなります。これが予防接種です。赤ちゃんが0歳で接種するワクチンは生涯でも最も多く、接種回数は15回以上になります。
「15回も予防接種をすると、金額も相当な額に……!?」と思ったママもいるかもしれませんが、ご安心を。法律で「定期接種」とされるワクチン接種の費用は原則、自治体から支払われるため無料で接種を受けることができます。
この定期接種に赤ちゃんが受ける接種のほとんが含まれており、自費で受ける「任意接種」のワクチンはおたふくかぜワクチンとインフルエンザワクチンに限られています。
各自治体では赤ちゃんの出生届が出されると、定期予防接種に必要な書類が各家庭に郵送される仕組みになっています。届いた書類に必要事項を記載の上、接種当日に忘れずに持参しましょう。
一般的には下記のものが必要となります。
・母子手帳
・予診票、接種券
・健康保険証
・乳児医療証
・医療機関の診察券
赤ちゃんの予防接種の回数はとても多いので、ついつい「ちょっと面倒だな」とか「少し遅くなってもいいか」と思ってしまうかもしれません。
しかし予防接種は受けるタイミングもとても大切なのです。一番効果が出やすい時期たったり、副反応が出にくいように計算されています。
各自治体では予防接種の時期が近くなるとメールでお知らせしてくれるサービスを行なっているところもあります。そうしたサービスを活用しつつ、予防接種でしっかり赤ちゃんの健康を守っていきましょう!