赤ちゃんのためのお金のガイド
妊婦健診以外にかかる医療費
妊婦健診って無料じゃないの！？
妊娠中の医療に関わるママからの声でよく聞かれるのが「妊婦健診て無料だと思っていた！」というもの。
妊娠は病気として扱われていないため、妊婦健診の費用は保険適用とならず自己負担となります。ただし、全ての献身費用を各家庭で支払うことはかなりの負担になるため、各自治体が補助券を発行し、ママたちが実際に払う費用を軽減しています。
補助券は自治体の窓口で妊娠届を提出する際に、母子手帳と一緒にもらえます。また補助券によって割引される金額は、各自治体でばらつきがあります。
ママのからだに何かトラブルが発生し、通院の回数が増えると補助券では賄いきれない金額が多くなってくることも。
出産費用も条件によってさまざま
妊婦健診の自己負担金額と同様に驚くママが少なくないのが、出産費用が都道府県や病院によって大きく異なるということです。
出産費用が変わる要因には下記のようなものがあります。
・どこの都道府県で出産するか：出産費用が高いところと低いところの金額の差は約20万円にもなります。
・どこの施設で出産するか：病院、診療所（クリニック）、助産所の順に金額が高くなります。
・出産のタイミング：出産する施設によりますが、土日祝日や年末年始などの長期休暇にかかった場合、分娩が深夜や早朝などの施設が定める時間外になった場合
健診・出産以外に医療費がかかる場合も……
その他にも「切迫流産で自宅安静や入院することになった」「体が痛くて整体に通った」「肌荒れなどのマイナートラブルがあり薬代が嵩んだ」といった意見も聞かれました。
妊娠・出産はママが想像している以上にからだへの変化が大きいことがよく分かりますね！
まずは無理をしすぎないようにリラックスして過ごすことが第一ですが、からだとこころにゆとりのあるときには何かトラブルがあったときに向けて備えをしておくことも忘れないようにしましょう。
