予定日確定!妊婦健診を開始するにあたりやっておくべきことって?
8週頃から徐々に強まっていたつわりが、まさにこの頃ピーク!また、12週までは胎盤(たいばん)も完成しておらず、流産の可能性が高いので、無理せず過ごすことが大切です。産院選びを始めとして、進めておきたいことはあるにせよ、まずは体を休めることのほうを優先させて。体調がいい人は、まさにラッキー。「疲れたらすぐ休む」を念頭に、産院選びを完了させましょう。決まったらいよいよ妊婦健診の通院が始まります。
今の時期は、体調もつらいことと思います。もし、少しでも気分がいい時があれば、産院選びを進めましょう。もし下記の条件に該当しているならば、周産期センターや大学病院などの総合病院で産むことが必要になるかもしれませんので、担当医と相談を。該当しない人は総合病院に限らず、産院、助産院なども含めて検討します。妊娠経過によっては、途中で総合病院の管理になる人もいます。 麻酔を使った分娩を希望するなら、それを取り扱う施設を選ばなければなりません。また、ママが『なるべく自然なお産がいいけれど、必要な時には迅速に医療のサポートも受けたい』と思う場合は、院内助産を行っている施設を選ぶなど、何かしら希望のある時は、それを行う施設選びを。健診に通うところと産むところを別にすることも可能ですが、同じ施設にしたい場合、健診の通いやすさなども考慮に入れましょう。
これらに該当すると、設備の整った病院で健診・分娩することが必要かもしれません。担当の先生と相談しましょう。
妊娠8週以降、産院でおなかの赤ちゃんの大きさを測り、出産予定日を確定します。基本的には、最終月経の日を0日と数えて、その280日後が出産予定日なのですが、生理不順だったり、最後の生理日を忘れた場合は、予定日が分からなくなります。この時期は、赤ちゃんの大きさに個人差がないことから、胎児の大きさで予定日を算出することができます。妊娠体外受精など、生殖医療を受けて妊娠した場合は、確定方法が異なることもあります。
そして、いよいよ妊婦健診がスタートします。役所で受け取った母子手帳に妊婦健診の補助券がついているので、それを利用します。通院する産院と、自分が住んでいる市町村が異なる場合、そのまま補助券を使えるケースと、いったん自分が立て替えて、後で自治体が振り込んでくれるケースなどがあるので、産院か役所で確認を。妊婦健診は、異常がなければ23週(6カ月)までは4週に1回。24週以降は2週に1回、36週から週に1回となります。
妊婦健診の回数はおおむねこのようになります。異常が認められると、変わります。
9週の妊婦さんへのメッセージ