11週間

妊娠11週マタニティ下着 編

妊婦専用のマタニティ下着。それって何?必要なの?

助産師

目次

  • マタニティブラが、ママの体をラクにしてくれます。
  • 2カップも大きくなる胸に対応する、マタニティブラ。
  • ショーツは大きく分けて3タイプあります。

マタニティブラが、ママの体をラクにしてくれます。

つわりもつらくで、とにかくラクになりたい!と願うママも多いでしょう。そんなときは、インナーを変えてみるのもオススメです。既に乳腺が発達し始め、乳房の大きさの変化を実感している人も少なくないこの時期は、体を締め付けることなくラクにして、発達する乳腺を圧迫しないブラに変えるのがおすすめです。妊娠中だけではなく、妊娠初期から産後まで長く使えるものがほとんどです。

2カップも大きくなる胸に対応する、マタニティブラ。

胸はこれから妊娠前よりも2カップほど大きくなります。マタニティブラは、そのサイズ変化に対応できるつくりになっています。また、つわりの時期におすすめしたいのは、敏感な乳頭を保護する優しい肌触りで、乳腺を締め付けない『ハーフトップ』。タンクトップ感覚で、ラクチンさが嬉しい、つわり中の必須アイテムです。 来月にはつわりが軽快し、ブラ選びも選択の幅が広がります。胸元をきれいに見せたい人は、ワイヤー入りやモールドタイプ。締め付けが気になる人はハーフトップ。敏感肌の人は、同じハーフトップでも吸汗速乾の生地や、肌触りのいいコットン、シルク、パイルなどの素材がおすすめ。また、とにかくかわいいデザインで気分を上げたい!など、ママのお気に入りを探してみるのがオススメ。産後のための授乳機能はほとんどの商品についているので、長くつきあえるものを選ぶとよいでしょう。

左:前部分が合わせになっていて、産後の授乳もしやすいつくりのハーフトップ。
右:バストの脇流れを防ぐ機能もあるワイヤー入りブラ。上半身のシルエットをきれいに見せます。

左:前部分が合わせになっていて、産後の授乳もしやすいつくりのハーフトップ。 右:バストの脇流れを防ぐ機能もあるワイヤー入りブラ。上半身のシルエットをきれいに見せます。

ショーツは大きく分けて3タイプあります。

ブラジャーと同時に、お揃いのショーツを買うと、セットでコーディネートが楽しめます。でも、ブラとセットで、という理由だけで選ぶのはもったいないくらい、いろんなタイプのショーツがあります。まず、昔からあるスタンダードな深ばきタイプ。丸く大きくなるおなかの、おへその上まですっぽり包んでくれて、安心感は抜群です。
また、同じような深ばきでも、ゴムによる締め付けをなくして前布がクロスになっているタイプもあります。さらに、数年ほど前から登場したのが、欧米のマタニティ下着にならった、浅ばきタイプ。浅ばきでも、前に前に出るおなかに対応するパターン型設計になっており、妊娠前のショーツより、断然フィット感があります。このように色んなタイプがあるので、好みのものを選びましょう。

左:おへその上からすっぽり。臨月まで対応できて、冷え予防にも。オーソドックスで多くの妊婦さんに愛されてきた形です。
中央:締め付けの少ないクロスタイプ。
右:夏におすすめの、浅ばきタイプ

左:おへその上からすっぽり。臨月まで対応できて、冷え予防にも。オーソドックスで多くの妊婦さんに愛されてきた形です。 中央:締め付けの少ないクロスタイプ。 右:夏におすすめの、浅ばきタイプ

11週の妊婦さんへのメッセージ