妊娠中は何かと不安に。こころの不調も気づかって。
幸せいっぱいの妊娠期間のはずなのに、なんだか気分が晴れない。不安ばかりがよぎってしまう。もしかしたらその症状、マタニティーブルーかもしれません。マタニティーブルーとは、妊娠中や産後に気持ちが不安定な状態になること。特に産後数日から2週間くらいの間、ホルモンバランスの変化によって涙もろくなったり、イライラがつのったりといった不安定な状態を、3〜5割の方が経験しています。一過性のものなのであまり気にすることはありませんが、その状態が長く続くと辛いもの。あらかじめ知識として知っておいたうえで、パートナーにも温かく受け止めてもらえるように「こういう時期があるよ」と伝えておくといいでしょう。
多くの方がマタニティーブルーを経験するのは産後ですが、妊娠中も同じように気持ちが不安定になることがあります。無事に赤ちゃんが産めるのか不安になったり、自分にママの役目が務まるのか自信がもてなかったり。初産の方にとっては、妊娠期間中は分からないことだらけ。ただでさえ心配ごとが多いのですから、気持ちが不安定になるのは当然のこと。そんなときは無理せずにゆったり過ごしましょう。ちょうど今は大半の方がつわりが落ち着いて、体の不安定な時期が終わるころではないでしょうか。体調を気づかうのと同じように、これからは心の調子も気づかってくださいね。
15週の妊婦さんへのメッセージ